ドローン エンルート 設計開発 国内初!福島県内企業の組み立て・製造ドローンが農薬散布機体として性能確認番号を取得

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 一般社団法人 農林水産航空協会は、農薬散布用途の産業用マルチローター(通称ドローン)として(株)エンルート(本社:埼玉県ふじみ野市うれし野1-3-29、代表取締役:伊豆智幸、以下エンルート)の設計開発、株式会社エンルートM’s(エムズ)(本社:福島県福島市西中央2丁目21番地 MTS&プランニング内、代表取締役:辺見俊彦、以下エンルートM’s)の組み立製造・販売の申請機体および散布装置(液剤・粒剤)に対し、4月27日(水)、性能確認番号を国内初交付いたしました。
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交付元 一般社団法人 農林水産航空協会

1、性能確認番号 第 MR-01 号
2、機種(機体)の型式又は名称 AC940 名称 ZION
AC940-D
3、当該機種に装着する散布装置の種類及び型式
(1)液剤散布装置 ZIN500A
性能確認番号 第 MRK-01 号
(2)粒剤散布装置 ZIN700P
性能確認番号 第 MRK-02 号

 

これまで、水田等における無人機による空中からの農薬散布業務は、大型のシングルローターヘリによって行われてきました。このシングルローターヘリによる散布は、大規模な面積を一気に散布できる反面、小規模・狭隘な圃場では取り回しが難しいこと、また騒音などの苦情から早朝の短い時間で作業を終了しなければならない点、また操縦に高度の技量を必要し、機体自体が高額なため、作業は散布専門の業者に委託せざるを得ず、繁忙期には各農家の希望時期に散布実施できないなどの難点がありました。

今回認定されたエンルート製AC940-Dは、プロペラ数6枚、各種のセンサー制御による自立安定性、モーターからモーターまでの軸間が940mmというコンパクトな大きさで乗用車の荷室、軽トラックの荷台に載せて運搬可能、価格的にも農家様個人所有が十分可能となっています。

このAC940-Dは、散布量5ℓのタンクを搭載し、約10分飛行いたします。この間、毎分0.8ℓ~1.0ℓの可変吐出量により約0.6ha程度の水田に均一に農薬を撒くことが可能となります。この噴霧量により本州の平均的な農家の水田面積であれば4回程度のフライトで作業を終了することができ、4時間程度の人的作業が40分程度に短縮されるなど、作業の劇的な効率化が図られます。

(※平成27年度統計 耕作地全国平均 2.20ha~2.54ha)

 

トレーニング・整備等の安全運用のためのインフラが整い次第、一般販売を開始してまいりますので、今回の機体認定は、先進国の中でも特に高齢化が進む日本農業の課題の解決に利するものと考えます。

政府の経済政策でもドローン等によるロボット産業振興は最優先事項の一つとして取り上げられており、また福島県も「イノベーションコースト構想」を掲げ、浜通り地区におけるロボット産業の集積に注力しているところです。

私たちエンルートM’sは、福島県福島市に拠点を置く企業として、農薬散布用ドローンにとどまらず、産業用小型ロボットのソフトウェア開発・ハードウェア設計の(株)エンルートと協力し、地元協力企業と連携しながら「メイド・イン・福島」の産業用ドローンを全国に発信・販売して参ります。

また、農業用マルチローター及び散布装置 国内初認定としての性能確認書交付に至るにあたり、多大なご尽力を賜りましたクロノス様、K-PAX様 はじめ関係各社様におかれましては、心より御礼申し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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